掛川層群の化石 リュウグウボタル
リュウグウボタルは大日層でよく産出しますが、いくつかの種があります。写真の標本(写真があまりよくありません)でもよく見るといくつかあるのがお分かりかと思います。リュウグウボタルは現生種でもありますが殻がずんぐりしていて砲弾のような形をしています。殻頂部は帽子をかぶったようなものや、先端がとがったもの、あるいは極端に丸いものなどがありますがいずれも「リュウグウボタル」の仲間たちです。その他の仲間たちには「ワタゾコボタル」や「マクラガイ」などがあり、それらも同じように化石として産出します。 学名はいくつかの種があるため特定しませんが、ここでは一例として「Ancilla SP」としておきます。