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2021年08月02日

展示化石 ヒメカノコアサリ

展示化石 ヒメカノコアサリカノコアサリの仲間でマルスダレ科のヒメカノコアサリと考えます。現生種の学名は「Glycydonta marica(Linnaeuus)で放射肋が強いのが特徴の一つです。殻全体は小さく写真の標本も殻長が2㎝程度ですが、これでもちゃんとした二枚貝化石です。ハマグリ形で殻頂がほぼ中央にあり、傾きはほとんどありません。小さい割に放射肋が強く成長肋と交わってカゴメ状になっています。 この化石は大日層の細砂の層で為フルイで探したものです。
現生種は房総半島以南、日本海西部に分布するとされています。小さな殻でも約220万年地層の中で、化石として生き続けているのは感動です。

スズキ化石資料館見学ご希望の方は下記のところまでご一報ください。

 電話0538-42-4767(鈴木まで)



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