› スズキ化石資料館 › 掛川層群の化石 ビノスガイ
2012年09月11日
掛川層群の化石 ビノスガイ
ビノスガイは殻が大きく厚い。学名は「Mercenaria stimpsoni」で現在の分布は東北地方以北とされている。殻の表面は多くの輪脈でおおわれています。当時の掛川の海は暖かい海だっとされていますが、時々寒流系の貝も産出することがあります。流されてきたのか環境に適応して生きていたのか不明ですが、大日層からの産出は多くないようです。この「ビノスガイ」に似た「ビノスガイモドキ」が大日層よりやや新しい宇刈層から採取されています。
標本の産地は掛川市本郷
標本の産地は掛川市本郷
Posted by ぼーぼ at 08:55│Comments(0)