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2012年11月04日

展示化石 メソサウルス

展示化石 メソサウルスメソサウルスはウェゲナーの大陸移動説の根拠となった化石です。メソサウルスはゴンドワナ大陸が分裂(約2億年前)をし始めてアフリカ大陸と南米大陸が離れ、現在の位置になったことを証明する根拠となったものです。メソサウルスの化石は南アフリカと南米で発見されています。淡水性で小型であり、大西洋を渡ることが出来なかった為、両大陸がかつては地続きであったと考えられた根拠です。当時、ゴンドワナ大陸のアフリカ大陸と南アメリカ大陸の境に巨大湖が存在したと推定されていて、ここが生息域と考えられています。爬虫類の仲間で体長は約40cmでいわゆる恐竜とは比べ物にならないほど小く、しかしこの化石は「大陸移動説」というとてつもない成果をもたらしています。この標本はブラジル産。大陸移動説の根拠となったものにはこのほかリストロサウルスやキノグナトゥスなど多数あります。メソサウルスは古生代二畳紀前期の生物とされています。(この化石は常時展示はされておりません。)
展示化石 メソサウルスメソサウルスの生息域









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