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2013年03月26日

掛川層群の化石 オオグソクムシ

掛川層群の化石 オオグソクムシ
漢字では「大具足虫」と書きます。スナホリムシ科の節足動物でダンゴムシの仲間です。海のダンゴムシといわれています。この仲間の外国のものは大きいものは体長が15cmにも達するそうです。水深200m内外の深い砂の海底に棲んでいます。体は小判形で甲が硬く背中が盛り上がっています。頭部胸節、腹節、腹尾節があり、胸節に7対の脚があります。肉食性で海底を這っている姿を想像すると古生代の海を連想してしまうような雰囲気のある生物ですね。化石は掛川市家代の宅地造成時採集したものですが、腹尾節の一部しかありません。上の現生種の写真をご参考にしてください。珍しい化石です。学名は「Bathynomus doederleini」


下が化石のオオグソクムシ  掛川市家代産参考にしてください。

掛川層群の化石 オオグソクムシ



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