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2014年04月21日
掛川層群の化石 テングニシ
テングニシはバイ目テングニシ科の学名「Hemifusus tuba」でやや大型の巻貝です。標本は特に大きくはないですが、クリーニングの最中に惜しくも殻が壊れてやや当初より形が貧弱になっています。水管が長く殻の表面は螺肋が多く肩の部分には結節もあります。今では見かけることはあまりありませんが、縁日などで売られていた「うみほうずき」の貝として知られています。正確にはテングニシの物は「ぐんばいほおづき」というそうです。「うみほおずき」は本種の卵で丈夫な殻に包まれた卵を干したものを水でもどして植物のホオズキの実をならすように、口にふくんで音をだところからそう呼ばれています。
大きいものは18cmから20cm位になり水深50m位までの砂底の海底に生息するとされています。食用にもなり刺身などで食しますが、特に美味しいというほどでもなく歯触りの食感良いようです。
写真の標本の産地は、掛川市遊家で細砂の大日層です。細砂で崩れやすい地質のため壊さず採取するのは大変難しく根気のいる作業となりました。
お知らせ
ただ今化石資料館では化石採集の体験が出来ます。(無料)是非、身近な化石採集を体験してみてください。
見学・体験希望者は下記まで、ご一報いただけたら幸いです。
電話 0538-42-4767(鈴木まで)
大きいものは18cmから20cm位になり水深50m位までの砂底の海底に生息するとされています。食用にもなり刺身などで食しますが、特に美味しいというほどでもなく歯触りの食感良いようです。
写真の標本の産地は、掛川市遊家で細砂の大日層です。細砂で崩れやすい地質のため壊さず採取するのは大変難しく根気のいる作業となりました。
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ただ今化石資料館では化石採集の体験が出来ます。(無料)是非、身近な化石採集を体験してみてください。
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Posted by ぼーぼ at 16:00│Comments(0)