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2014年05月19日

掛川層群の化石 タマネコガイ

掛川層群の化石 タマネコガイ貝の名前らしからぬ和名タマネコガイという巻貝と思われます。タマネコガイの学名は「Eunaticina Papilla lamarckiana」でツメタガイなどと同じタマガイ科です。殻はほとんど球形で体層が特に大きく、殻の表面にははっきりした螺状溝がありまた細い螺肋もあります。潮間帯から水深20M位の比較的浅い砂泥の海底に潜入していています。本種に似ているネコガイがあり、貝殻の上ではほとんど同じように見えますが、ネコガイは楕円状の球形をしています。
写真の標本は殻が欠けていてよいものとはいえず確認が難しいかもしれませんが、採取中に残念ながら殻が壊れてしまいました。
産地は掛川市遊家の大日層です。



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