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2014年07月07日

掛川層群の化石 ツツガキ

掛川層群の化石 ツツガキ水管が長く形が面白い貝ですね。成長するにしたがって煙突の筒のように管が伸びて先端には管を束にして花が咲いたような形になっています。砂礫の海底に突き刺さったように棲んでいる貝で根元の部分には二枚の開いた貝殻が付いています。(写真の白い部分)学名は「Nipponoclava giganteus」でハマユウガイ科の二枚貝です。写真の標本は先端部分がありませんが、長い水管の一部と根元の二枚貝の殻は確認できます。掛川層群では土方層などのシルト層からまれに産出します。完全な形のものはほとんどありません。掛川層群の化石では珍品の部類に入ると思います。
産地は掛川市飛鳥(土方層)



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