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2014年09月18日

掛川層群の化石 ショクコウラ

掛川層群の化石 ショクコウラ
ショクコウラはショクコウラ科のやや大きな貝殻を持った貝で、現生種においては大変美しい貝です。また色彩だけでなく殻表には幅広い特徴のある縦肋があり良く膨れ、肋上や肋間にも美しい模様があります。学名は現生種は「「Harpa major」でコレクターなどに大変人気のある貝です。掛川層群中では化石としての産出は希少な部類に入ります。殻が薄く大きいため貝殻の化石密集層から完全な形で取り出すのはなかなか苦労します。しかし取り出した時の喜びも大きいものです。現生種は紀伊半島以南の水深5m~30mに棲息とされていて特に採集が希少というわけではないようです。しかしこの化石は大日層から採取していますが化石で採取されるのは稀です。
産地 掛川市遊家 大日層



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