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2017年07月22日

掛川層群の化石 カガミガイ

掛川層群の化石 カガミガイ
「カガミガイ」はマルスダレガイ科の二枚貝で現生種の学名は「Phacosoma japonicum」です。別名「モチガイ」または「モンジュガイ」と呼ばれているようです。,殻は丸くて平たくやや厚みがあります。殻表面は細かい間隔の成長脈がみられます。また、同じマルスダレガイ科のヒナガイともよく似ていますので一見見分けが難しいですが、「ヒナガイ」は「カガミガイ」よりも全体的に一回り大きく、輪脈の違いがあります。
 「カガミガイ」、「ヒナガイ」の殻は、殻頂が前方に巻き込むように傾いているのが特徴です。名前は昔の丸鏡のような形に似ているところから名づけられたという説があります。
 大日層では、比較的よく見かけますが殻の欠損しているものが多く、また、完全な形で取り出すのがなかなか難しい貝です。

夏休みの自由研究に、化石資料館をご利用ください。
見学のお問い合わせは 「電話0538-42-4767」 鈴木まで



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