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2019年09月07日

掛川層群の化石  パンダフミガイ

掛川層群の化石  パンダフミガイ化石種でトマヤガイ科の和名パンダフミガイです。

学名「Ⅴenericardia panda (Yokoyama)です。掛川層群大日層を代表する貝と言ってよいでしょう。大日層は化石を多産しますが、その中でも良く見かける二枚貝です。殻が厚く比較的保存状態が良いものが採集できます。この地層から産出するこの貝は殻長が、最大7cm~8cmとなります。熱い殻の表面には16本の強い放射肋があります。殻頂は前方に寄ります。また殻の内側腹縁部には表面の放射肋に対応する刻みがあります。高知県安芸郡の鮮新世の地層からも産出します。和名は別名「ダイニチフミガイ」とも言われます。


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TEL 0538-42-4767 (鈴木まで)



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