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2023年11月07日

化石資料館リニューアルとブログの引越し

スズキ化石資料館リニューアルに伴い,ブログも引越ししてリニューアル致しました。
新しいブログはこちらになります。
宜しくお願い致します。  


Posted by ぼーぼ at 20:22Comments(0)お知らせ

2022年01月12日

展示化石 「ヒオウギガイ」の仲間

ヒオウギガイと思われます。写真の標本は殻は扇形で幅も広く放射肋は約24本で、放射肋上には鱗片が見られます。また肋と肋の間の幅がほぼ等しくヒオウギガイの特徴があります。
ヒオウギガイは、現生種ではよく知られた貝で特に赤・黄・紫など大変美しい貝として知られています。食用に養殖で生産され貝柱は大変美味ということです。この化石は掛川市本郷で慎重に採集したもので、耳が採集後一部欠損してしまったのが残念です。しかし、ほぼ完全な形を保っています。

  化石資料館見学ご希望の方は、次のところまでご一報をいただき打ち合わせ後ご案内します。

   電話 0538-42-4767(鈴木まで)
  


Posted by ぼーぼ at 11:33Comments(3)

2021年11月18日

掛川層群の化石 センスガイ

 長径が 4~5cmの単体サンゴで,上部が扇子状に開く日本沿岸でも太平洋および日本海の大陸棚70~600メートルにもっとも普通に産する深海サンゴです。この化石は袋井市内や掛川市内の比較的深い海に堆積した土方層や宇刈層のシルトや泥層の中に時々見られます。初心者の頃、この化石を地層中で見つけた時はサンゴの種とは思わず貝化石かと思っていましたが、やがて調べるうちにサンゴの仲間ということでやや驚きがあり個人的に印象に残った化です。というのも通常サンゴは浅い海の岩などに付着の先入観があった為、砂や泥の層から産出したことにより意外性を感じ、ちょっとした驚きでした。その後、調べてみるとサンゴにもいろいろあり、このサンゴ化石も特別なものではないと理解しました。そんな思い出がある化石です。この化石の産地は、袋井市宇刈の泥層(宇刈層)ですが層群内のシルトや泥層で稀に見られます。
「スズキ化石資料館」学ご希望の方は次のところまでご一報ください。
電話 0538-42-4767 鈴木まで  


Posted by ぼーぼ at 16:35Comments(1)