› スズキ化石資料館 › 展示化石 三葉虫の化石

2018年04月11日

展示化石 三葉虫の化石

展示化石 三葉虫の化石三葉虫の化石は、あまりにも有名な化石で今更説明も無用かもしれません。三葉虫は古生代カンブリア紀から古生代の終わりまで約3億年繁栄した生物といわれています。分類としては節足動物になります。これまでの地球上の生物の中でも最も繁栄することができた生物の一つとして知られ古生代の示準化石とされています。発見数が多いため地層の分類のカギとなっている化石です。三葉虫の名前は「三つ(tri)の葉(lobe)の石(ite)」という意味で三枚の葉のような身体から由来しています。三葉虫はほとんど泥の海底を這って活動していたと考えられています。,三葉虫と同じ仲間の生物は現在の地球上に棲息していないといわれています。古生代のオルドビス紀などの大量絶滅時期も生き延びましたが、古生代後期ペルム紀の生物の大量絶滅で消滅したといわれ、その当時の地球上の全生物の95%が絶滅したとされています。原因は「スーパープルーム」といわれる激しい火山活動による環境の激変によるといわれています。そんな地球の遥か大昔の様子も教えてくれる化石です。写真の化石は市販されていたもので特に特殊なものではありません。産地はアメリカです。念のため申し上げておきますが、当然ですが掛川周辺では三葉虫の化石は採集できません。



上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
展示化石 三葉虫の化石
    コメント(0)