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2012年07月10日

展示化石 ビカリア(Vicarya)

展示化石 ビカリア(Vicarya)ビカリアは新生代新第三紀始新世~中新世の示準化石として有名な化石でよく知られています。中新世末期(1500万年前)には絶滅しています。熱帯~亜熱帯の汽水域に棲息していたとされています。写真の標本は約25年ほど前、掛川層群のAmssiopecten praesignis(アケボノツキヒガイ)と交換入手したものです。岐阜県瑞浪層群はビカリア化石の産地として有名です。写真の右上が瑞浪産、下段二つが広島県産です。上段右がビカリアヨコヤマイ(Vicaarya yokoyamai) 。
 殻がなく内部が露出したものは二酸化珪素(玉ずい)で置換されており「月のお下がり(糞)」と呼ばれています。写真のもの「月のお下がり」はインドネシア産です。
展示化石 ビカリア(Vicarya)月のお下がり



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