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2014年08月29日

掛川層群の化石 ワタゾコボタルガイ

掛川層群の化石 ワタゾコボタルガイ「ワタゾコボタル」は、マクラガイ科でしたがホタルガイ類は近年マクラガイ科からホタルガイ科に分離されたようです。現生種の学名は「Olivella spretoides Yokoyama」小さな巻貝で形も同じ仲間の「ムシボタルガイ」とよく似ています。掛川層群では同じホタルガイ科では「リュウグウボタル」がよく産出しますが、この「ワタゾコボタル」も砂層から良く産出します。ふるいで砂をふるって探すと見つかりやすいです。殻高がせいぜい2cm程度ですので他の貝殻に目を奪われて見逃しがちになる貝です。現生種では水深100m~400mに生息するということです。
写真の標本は掛川市本郷の砂層で採集したものです。



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