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2014年12月03日

掛川層群の化石 コロモガイの仲間(トカシオリレボラ?)

掛川層群の化石 コロモガイの仲間(トカシオリレボラ?)コロモガイ科の貝でトカシオリイレボラ(Habesolatia)によく似ていますがが、縫合間がくぼんでいないことなどからCancellatria の仲間と思われ、学名は「Cancellaria(Habesolatia)noduliferaになります。大日層ではこのほかコロモガイの仲間でホソモモエボラ(Cancellaria pristina(Yokoyama)やクロダオリイレボラ(Trigonostoma kurodai(Makiyama)が産出し、コロモガイ科の貝を整理してみるのも面白いと思います。現生種のコロモガイは学名「Sydaphera spengleriana」で殻が厚く縦肋が強く、それに螺肋が巻きます。この貝は蓋を持たないということで知られています。
標本の産出地 掛川市遊家(大日層)



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