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2014年12月25日

掛川層群の化石 シドロガイ

掛川層群の化石 シドロガイ
スイショウ貝科の貝で現生種では、房総半島以南の水深50m程の細砂底に普通に生息とされています。学名は「Doxander japonicus」です。写真の標本は掛川市遊家産の化石ですが、体層上の縦肋が現生種よりやや強く思われ、シドロガイの特徴である殻口の外唇の張り出しが欠損していて確認できませんが、全体の殻の形などからシドロガイの仲間と思われます。
シドロガイの仲間の多くは、海底をジグザグに這う様子が酔った人の歩き方に似ていることから名付けられたといわれています。
産地 掛川市遊家



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