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2012年11月21日

掛川層群の化石 ツメタガイ(Glossaulax didyma)

掛川層群の化石 ツメタガイ(Glossaulax didyma)写真1
写真1のツメタガイは、大日層産で掛川層群ではよく見ることができます。ツメタガイの生息域は浅い砂地の海で分布する。大きいもので5cmほどになり、丸い殻の巻貝です。肉食性でアサリなど二枚貝を主に捕食します。時々浜名湖で養殖アサリがツメタガイの被害にあったニュースを聞くことがありますね。海のギャングと言われる所以です。遠州灘などでも海岸に打ち上げられた貝殻に、直径数ミリのツメタガイが開けた丸いきれいな穴が開いたものを見つけることがありますが、この穴の開いた化石を時々見つけることがあります。写真の穴の開いた貝は、約220万年前に食害にあった痕跡を残しながら化石になったタマキガイです。
写真2穴の開いたタマキガイ掛川層群の化石 ツメタガイ(Glossaulax didyma)
 ツメタガイは夜行性で初夏の繁殖期には「砂茶碗」と呼ばれる卵の塊を砂底に作ります。
写真3は、ツメタガイがカガミガイを捕食中の化石かと思わせるような状態の物をクリーニング中に見つけました。しかし大日層は生きたまま化石になったものは皆無といっていいくらいのため、偶然ツメタガイがカガミガイの上に重なって化石になったものと判断します。ちょっと面白いので一緒に掲載しました。掛川層群の化石 ツメタガイ(Glossaulax didyma)写真3



この記事へのコメント
土曜日は、お忙しい中、資料館を拝見させていただき、また、貴重なお話をありがとうございました。
次にお会いする際には、是非、現地で化石採集しながら、お話を致しましょう!
それから、土曜日に言えませんでしたが私も最近、ブログを開設しました。
題はYahoo!blog「関東化石採集の旅」です。
ハンドルネームは「Paratodus」です。
お時間がある時にでも、訪問をしていただけば幸いです。
Posted by 吉村一彦 at 2012年11月26日 01:33
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