
掘足綱ツノガイ科の貝で一般的な貝と形がまるで違いますね。名前の由来はその形からかと思われます。殻は円筒形で緩やかに湾曲しています。ツノガイ類の中でも大きく、この写真では色は化石ではほとんど白色で殻表も本来ならば弱い縦脈もあるのですが容易に確認できません。比較的砂層の化石産地で見受けられる貝頂部が欠けて確認できませんが殻長は80㎜ほどです。完全な形で採取するのは難しい貝です。貝殻には殻頂(細い部分)にスリットがありまです。このほか掛川層群でのツノガイ類はヤスリツノガイがシルト層で産出しています。
学名はFissidentalium(Pictodentalium) vernedei (Sowerby, 1860) 。
写真の標本は掛川市本郷産