
「フナクイムシ」一見、貝の名前らしからぬ名がついていますが、列記としたハマグリ目フナクイムシ科の二枚貝です。学名は「Teredo navalis Linnaeeus」で海中の貯木や木の杭、木造船などに穴をあけて生息する穿孔貝です。殻は小さく石灰の管に入った30cmほどの長い虫状の本体の先端を覆っています。殻の大きさは1cmに満たないとされています。殻の先端部分で木に穴をあけ穿孔しながら穴の内側を石灰で覆って管を形成しています。フナクイムシの化石は、掛川層群中、多くは固いノジュールとなって産出しています。写真はノジュールを割ったもので、中心部にびっしりとフナクイムシの化石が詰まっています。細い管のように見えるのがフナクイムシの管です。密集していますが、隣りの管と重ならないといわれており、フナクイムシはトンネル掘りの名人ですね。写真の化石は土方層から産出しています。

左の写真は上の写真の一部を拡大したもので管が密集している様子がうかがえます。
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