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2021年01月11日

展示化石 ヒヨクガイ

展示化石 ヒヨクガイヒヨクガイはイタヤガイ科の二枚貝です。学名は「Chlamys vesiculosus (Dunker, 1877)」色彩が非常にバラエティーに富み人気の二枚貝です。現生種では房総半島・男鹿半島以南が生息域とされています。写真の標本は化石で放射肋15本~16本ほどです。約30年前に袋井市の宇刈のシルト層から産出したもので殻長が約5㎝と小さな貝ですが、放射肋 は、はっきりと強く殻もやや厚めで見つければ採集はそれほど難しくはありませんが、なかなか見つからない貝です。この露頭からはムシロガイなどが多く採集できますが変わったところでは「ミドリジャミセン」が採集されました。この標本は第四紀の宇刈層産出となります。
 スズキ化石資料館ではコロナ禍ではありますが、見学は可能です。ただしマスク等感染防止の対策は各自お願いします。
 問い合わせ 0538-42-4767 (鈴木まで)




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